今年最後の天然砥石
12月31日
世間は年度の最終日、各々のんびりしているだろう
そんな中私は…
砥石の切断、加工をしていました。
知り合いから砥石の原石を購入したのでウキウキで加工をしておりました。
加工前の石っころ達
加工する前はこんなん楽勝だわwww
とか言ってましたが全然そんな事ありません
石の形で切り方は悩むし、怪我しそうになるし
石を削る粉塵がサハラ砂漠の砂嵐レベルで舞うし…
いや、天然砥石の値段が高額の理由が分かりました。
はい…
石切り職人さんって凄いんですね…
〜2時間後〜
とりあえず大まかな加工作業は終了
疲れた…
此処から先は水とダイヤモンド砥石などを使っての平面出し作業になります。
あぁ…大変そう…
とりあえず飯…
〜昼飯中〜
昼飯のラーメンを食いながら思ったが
流石に今日は平面出しはやらずに砥石の整理をしよう
うん、そうしよう
流石にキツイわ(腰が)
と言う訳で仕上げ砥石を引っ張りだす。
んー増えたなぁ…
まだまだ部屋の何処かに眠っているだろう天然砥石達
1つ1つを丁寧に梱包して箱にしまう。
お、これ買った当初は分からんかったけど◯◯山じゃね?
あー、これ昔使い難かったけどよく見たら化石あるやん…これじゃ刃がダメんなるわ
などなど、新しい発見も生まれて来ました。
ふと、今年1番使った天然砥石を手に取る。
乾いた見た目は灰色っぽいが、水を付けると茶色に変わるとても珍しい砥石だ。
表面に、少しだけ研ぎ汁の跡が付いている。
それを拭き取りながら
1年間お疲れ様
また来年よろしくね
と、挨拶をするのであった。
自分の砥石ライフは止まらない。
年度末掘り納め
もう数日で年を越す。
極寒の冬の中砂金採りを決行しました。
まず1つ目の川、
散々探し回ったが粉すら出ない
諦めかけたがパンニングでようやく一粒発見
超辛い産地である。
チカレタ…
2つ目の川
こちらは試作したスルース(洗濯くん)を試運転する
土砂をドサードサーと流す。
土砂を流した後
じーっとスルースを眺めている姿は初心者丸出しだった。
スルースの溝を見ると確かに砂金は溜まる、溜まるが…
溝の不具合で砂金が吹き飛んでしまっているようだ
溝の改造が必要になりそう
しかし、自分で作ったスルースに砂金が溜まるのは見ていて楽しいものがあった
結果
スルースには4粒+α程集まった。
んー、自分のヘボパンニングの方が遥かに早い、
効率が悪過ぎる…
時間はあっという間に過ぎ、日も落ちて来た。
カッチャは凍りつき、パンニング皿も薄氷が張っている。
限界、と言う言葉があるがそれを感じた1日であった。
今日1番死にそうになったのは、右腕が浸水して痛みを通り越して無痛になった事でした。
仕分け前の砂金
私の一年の砂金採りはこれにて終了となります。
1年間、沢山の方にお世話になりました。
この場を借りまして御礼を申し上げます。
ありがとうございました!
来年もよろしくお願い致しますm(__)m
カンナ 北海 男児 研ぎ
北海男児銘のカンナをとうとう本格的に研ぐ
まあ、地獄の錆び落としは終わっているので比較的早く終わらせよう。
このカンナはぶっちゃけ仕事用では無いので色々遊んでみる。
今回遊ぶ仕上げ砥石達
まず軽く追加の錆び落とし&♯150番で研いだ刃
この時刃先がボロボロになる…
刃先がボロボロになるなら材質は焼きミス玉鋼か?でも研いだ感触的にはスウェーデン鋼とかそんな感じがする。
ダイヤモンド砥石♯400→1000まで
やはり刃先の刃こぼれは消えず
10分程♯150に戻るか悩んだが、仕事で使わないのでスルーする。
多分刃こぼれが消えないのは、ダイヤモンド砥石の磨耗の所為かな?
※磨耗しているダイヤモンド砥石を、研げないからと無理に力を入れてゴシゴシ研ぐと刃先がボロボロになる時がある。
人材中砥石で♯1000の傷取り&刃研ぎ
中砥石で急に青っぽく曇り、イメチェンする瞬間が大好きです。
その後会津中砥石を使い番手を上げて行く
この時、刃先は綺麗に整っていた。
やはりダイヤモンド砥石がダメな時は、中砥石をこまめに平面出しして時間を掛け
刃こぼれを直す手間が1番良さそうだ。
この時、中砥石は例のアレを使えれば良いなぁ…
買えてないけど(笑)
仕上げ砥石は
マルカ、内曇、赤ピンマルカ、などなどミックスさせ、ラストは梨子地砥石(原石)で鏡面に!
順調に進んでいると思われたが…トラブル発生
超硬の砥石でミスり刃物が落下、せっかく研いだ刃が凹んだ…
一瞬頭が真っ白になったが研ぎは続行
とりあえず完成を目指す
梨子地原石で最終研ぎ
ライターの文字が写る位まで仕上がり完成
落としたのが悔やまれるが、まあまあな仕上がりになりました。
カンナ刃修正
どうしても木くずが詰まってしまうので修正
ガリガリ削ります。
そして完成
研ぎ癖で若干斜めなのはご愛嬌
研ぎ直して結果どうなるか…