むーの趣味部屋

趣味と楽器のお話

天平ろまん館にて砂金採り体験

過去記事だけではつまらないので今回は2017年7月16日に行った天平ろまん館についての記事です。

 

7月16日

 

ろまん館で昆虫関係のイベントをやるそうだ。

それに伴い砂金採り施設の砂金も増量!

半年間塗り替えられていない30分勝負の砂金個数55粒を超えるため

これは是非とも行かなくては!

 

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〜9時20分着〜

 

少々早すぎたようだが、駐車場は賑わいを見せる。

やはり昆虫展は子供達にとって楽しみなイベントなのだろう。

自分は砂金採り体験の方がメインなのだが…

 

砂金採り体験が始まる時間まで博物館を見学

自分の興味を引く展示物は、金鉱石とカッチャ

ゆり板などの道具だけであった。

他の展示物は大仏様建造の仕組みや、都に金を送りましたなどの資料

万葉集涌谷の産金についての和歌が載っているなどの資料

んー難しい事はよく分からない

ふと、時計を見ると砂金採り体験開始時刻5分前である。

よし、早速行こう

 

〜砂金採り体験施設〜

 

ガラガラかと思いきや人で一杯の施設

運良く先頭になったのでいそいそとお気に入りポイントへ

周りを見渡すとお客さんがドンドン入って来る。

場所移動出来ないかも…

 

〜パンニングスタート〜

 

土砂を底から掬い荒荒しくパンニングする。

多少荒くても最後をちゃんとすれば砂金は普通に残る。

(川だと流石にもっと丁寧にパンニングします。)

ガシガシと一心不乱に土砂を掬いパンニングをして行く。

するとパンニング皿の底に金の煌きが!

良々!採取採取!

 

ワンパンニングで大体1〜2個は砂金が残ってくれた。

 

私が一心不乱になっている間にもゾロゾロとお客さんがやって来る。

ドンドンスペースが無くなり、ドンドン採れる回数が減って行く。

隣に入って来たおばちゃんに目の前のスペースの砂を持っていかれた。

それ、俺がパンニングして出た土砂だよ

砂金無いよ(笑)

 

んー雲行きが怪しい、5回パンニングして一個も出ない…どうやら自分のスペースの砂金を採り尽くしてしまったようだ。

仕方なしにこぼしてしまった砂金が無いか手元をパンニングする。

あ、1個あった…

その後は予想通りのボウズであった。

 

〜30分終了〜

 

結果は24粒

んー、普段の15〜20粒よりはマシだが微妙だ。

記録更新にもなっていない。

不完全燃焼になりながらタバコを吸っているとお客さんが一気に居なくなった。

 

これはチャンスかも!

そう思い追加のお金を渡し、再度30分勝負をするのであった。

 

〜30分勝負2戦目〜

 

まずはお子さんが先ほど沢山居たポイントを場所取りする。

お子さん達はあまりやり方が分かっていないので砂金は採り尽くされていないだろう

そう思いパンニング

ん!おお!砂金が6個残っている!!

これは良いぞ!と、どんどんパンニング

3個、1個、4個とパンニング皿に残る砂金

もはやゴールドラッシュだ!

少し砂金が出なくなって来た辺りでお客さんがまたゾロゾロと入場

こりゃマズイとポイントを変更

パンニングすると砂金が2個残った。

どんどんパンニングをし、平均2〜3個の砂金を採取し、ゴールドラッシュのまま30分終了

これは期待が持てそうだ!!てか、採れすぎて怖い。

 

〜結果発表〜

 

もはや顔馴染みである係のお兄さんに砂金の個数を計測してもらう

自分で言うのも何だが死ぬ程採れた。

これが川だったら良いのに…。

 

計測の結果

71粒であった。

マジかよ

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計測を見ていた客の若い兄ちゃんが「エグいわ!」と言っていた。

いや、俺自身もこれ程とは思わなかったよ。

ともあれ、これで記録更新となった。

 

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入賞の記念として金箔入りキーホルダーを貰い、妙な達成感のまま帰宅。

 

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酒を呑んで寝る

今日は楽しかった。

 

 

天平ろまん館については此方を

http://www.tenpyou.jp

凍てつく山中

2016年冬

 

栃木の冬の山中は−10度以下となる場所がある。

私の住んでいる地域も例外では無い。

しかし、砂金採りと言う遊びは冬でも行われると知り即行動。

前回の失敗から砂金採りは飽きていたなんて言わせない!

今回はソロで突撃だ!

 

現地まで車で10分

某有名な滝の下流

砂金採りについて全く知識ゼロの自分は此処でも砂金が採れると信じて疑わない。

だか、当時の自分に会えるならグーてぶん殴りたい心境である。

断言する。

此処じゃ砂金は出ない。万が一この川に砂金があったとしても此処じゃ出ないだろう…

 

車外に出る…車内に戻る

あ、無理だこれ…

結構完璧な防寒対策をしたのに何だこの寒さは…

想像して頂きたい。

垂れた鼻水が一瞬にして凍るのを…

 

気合いを入れて外に出て川に向かう

今日も装備はパンニング皿とシャベルだ。

 

川に降り、大きい岩の下をホリホリ

土砂をパンニング皿に入れて行く。

寒いを通り越して痛いと悲鳴をあげる手指を無視してパンニングをして行く。

砂鉄と一緒に銀色の粒が混じる。

ん?何だこれ?

そのままポイ〜

再度パンニング

またまた銀色の粒が混じる。

んん?

これは一体何だろうか?

興味を持った私は大きめの銀色の粒を一粒だけ採取

寒さを通り越して痛い→暖かいと言う危ない領域に入り始めたので家に帰還した。

 

今回も砂金は採取出来なかった…

砂金なんて伝説でもう川に無いんじゃ無いか?

ふと思った。

 

 

※今回採取した銀色の粒は今現在でも何者か不明である。

今手元に無いので画像は有りませんが、実家に戻って再度写真をアップしようと思う。

 

初堀は失敗の香り

2013年

 

 

ふと思い付きで砂金採りと言う遊びがしたくなった。

調べてみると日本の川は絶対量の差はあるものの砂金が混じっているらしい

 

クソ田舎の山の中に住んでいる私にとってその情報は絶好のチャンス

川なぞその辺に掃いて捨てる程ある!

そう思った私は砂金採りグッズであるパンニング皿

ターボパンを買い、川に行く事を決意する。

ターボパンを買った理由は、世界大会優勝とかなんとか買いてあったので(笑)

 

 

〜旅はみちづれ世はなんちゃら〜

 

ただ1人だと心細い

そう思った私は友人の1人、マッシュを誘う事にした。

マッシュはノリが良いのですんなりとパンニング皿を購入、同行を一緒にしてくれた。

 

向かう先は近所の某廃鉱山施設

昔は銅が豊富に採れたらしい。

記念館を見学し、トロッコに乗ってはしゃぎながら勉強をした。

 

この鉱山は銅の他に金も産出したらしく、その量と質は凄かったらしい。

私の親父がこの会社に勤めていて

昔、銅の精製途中で出た金を延べ棒にしていたのを見たと言っていた。

ほうほう

成る程成る程

ならあるな!(砂金)

 

記念館を後にし、目の前の川に降りる。

見渡す限り細かい石とたまに中位の石

今考えると砂金採りとか無理だろ!と思うような川

そんな川に半袖短パン麦わら帽子のバカ2人

意気揚々と川に突撃する。

装備はパンニング皿と庭にあった小さなシャベル

それだけ!

なんともロックな装備である。

もし、万が一砂金を採取してしまったら容れ物はどうするのか?など一切気にしない

当時は能天気だった。

 

〜3時間経過〜

 

採れない、暑い、飽きたの三重苦

金色の変な物はパンニング皿に極偶に残るものの、それが砂金かなんて分からない。

そもそもパンニングの仕方が分からない

グダグダである。

たまに川に来るおばちゃん達に何してるの?と聞かれ砂金採り!!と答えると微笑ましそうに笑っていた。

小学生くらいの孫の自由研究を見るおばあちゃんの眼だった。

 

 

〜ポイント変更〜

 

 

此処じゃ駄目そうだからポイントを変えよう!

そう言って変更し、着いた場所は崖だった。

このポイントは上流の方に精錬所がある川だ。

ポイント選びに特にこだわりは無い。

はるか下に見える川を見ながらマッシュが一言

「無理やろ…」

無理じゃないんだよ!やるんだよ!!

周辺を散策していると木にロープが結ばれているのを発見

それを頼りに川に降りる事にした。

 

無事降下成功。

川の水は澄み、クソ暑い気温を和らげている。

さっきの川と違い期待が持てそうだ!

そう思い川底の土砂を掬い、パンニングする。

小砂利、大量の砂鉄、なんか透明な石…

砂金は出なかった…

 

 

〜時間は経ち夕方〜

 

その日の帰り道はお通夜のような雰囲気だった…訳でもなく

砂金採りって難しいな!!

と笑いあって終了した。

正直、砂金の話題より晩飯を近所のラーメン屋さんで食うか、廃鉱山施設の近場にあるホルモン屋さん(店主が100近いおばあちゃん)で食べるかの方が盛り上がった。

 

晩飯はラーメンになった。

 

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↑近所のラーメン屋さんの驚愕バターラーメン

 

これが私の砂金採りの第一歩である。

 

 

 

 

 

 

初めに

砂金採りをしよう!

 

 

そう思ったのはいつからだろうか?

数年前?あるいはもっともっと前?

もしかしたら10年以上前の小学生の頃、同級生の鼻垂れメガネに「〇〇で砂金採れるんだ!」なんて言われたのが頭の片隅で燻り、今になって知的欲求が爆発したから?

それとも、テレビニュースで砂金採りについて紹介していたのを見たから?

きっかけは些細、でも今では立派な趣味となり、川を考えない日は無いようになってしまった。

 

 

 

趣味として

 

私が砂金採りを趣味でしていると言うと大抵の方は「儲かるの?」と聞いてくる

いやいや、初心者掘師の鼻垂れ小僧である私が売る程採取出来るはずがないではないか!

キッパリと「無理です」と答えます。

すると「何ダァ〜」と大抵の方は興味を失ってしまい、少々寂しさを覚えます。

 

やはり"砂金"と聞くと「高価な物」「お金稼ぎ」と連想する方が殆どで、その認識は間違いでは無いとは思いますが、自分としては儲けで砂金を採っている訳じゃあ無いのです!

自分は重度のコレクション癖を持っているので、1度ハマった趣味はトコトン収集してしまいます。

なので色んな川の砂金を集め、ドンと飾る!と言うのが今後の目標となっています。

 因みに今までコレクションしていた他の趣味だと

刃物、エレキギター、天然砥石などなど…

 

刃物は大工道具系で20〜 

エレキギターはビンテージを含め20本〜

天然砥石は40個〜

…お金が足りない…

 

とまあ、趣味は広く浅く時々深くがモットーの自分なので、これから砂金達とどのような出会いがあるのかが楽しみであります。

 

 

 

 

追記

砂金の採れる川の公開や質問はお答え出来ない現状です。

申し訳ありません。

 

 

砂金と言う歴史に魅せられ

砂金…

私はその言葉を聞くと何故か千と千尋の神隠しを思い出す。

カエルが血眼になりながら探し、狂気乱舞して狂う魔性の石

 

歴史…

金は人類の歴史にとって欠かせない富と権力の象徴である。

考えると金は絶対に切り離せない物質であると人間の歴史から容易く考案出来る。

それは、装飾品だったり貨幣だったり様々である。

ただ1つ言えるのは高価だ、と言うこと。

 

 

 

 

…頭が悪いのに長々と前置きをしてしまった。

まあ、カンタンに言うと川で宝探しをしよう!

その四苦八苦模様を自分自身の記録として残そう!そんな感じの緩いブログをここに記す。

 

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